こんにちは。岐阜県大垣市の結婚相談所こころ家の西村です。
早速ですが、今日のテーマは、『好きって言えますか?』です。
相手を好きになっていざ告白って時、相手に『あなたのことが好きです!』って一言を伝えますよね。
あなたは、その瞬間に相手の目を見て、ちゃんと好きって言える自信ありますか?
そりゃいざとなったら言えるでしょ!とか、伝える時が来れば、ちゃんと伝えますよ!って思っている方は、私の経験から言わせてもらえば、ちょっと危ないかもしれませんよ(^^;)
※このブログ内容をまとめたもの。詳しくは👇
いざとなったら言えないものです・・・
私もかつては、いざとなれば『好き』ってくらいはっきり言えるし!って思っていました。
でもね、大好きになった相手といい感じになり、いざ告白って時に、相手の顔を見た瞬間にド緊張してしまい、たった二文字の『好き』って言葉が口から出てこなかったんです。
しかも、なかなか言わないことでなんだか変な空気になって、緊張感が増していき、余計に言葉が出なくて焦るという負のループ・・・(:_;)
周りのサポートもあって、相手も好きでいてくれることもわかっているんです!
告白すればOKしてくれるってことも知っているんです!
でもね、それでも『好き』って伝えることが怖くて怖くてたまらない・・・。
勘違いかもしれませんが、そんなモジモジしてる様子を見ている彼女がなんだか冷めた表情に・・・・。
たぶん3分くらいのことだったと思いますが、体感では1時間くらいの緊張感の中、ようやく覚悟を決めて、『好きです。付き合って下さい』と告白をして無事にOKを頂きましたが、伝えた後は放心状態で相手がなんて答えてくれたか正直あんまり覚えていません。(笑)
今ではいい思い出話であり笑い話でもありますが、あの緊張感と焦りと恐怖と、何より情けない気持ちは強烈な体験として私の中で今でも残っています。
告白は大事な儀式
今これを読んでくださっている方の中には、私と同じような経験をされた方や、まだその経験をされたことがない方もみえるかもしれません。
恋愛や婚活をしていくと、相手への思いを伝える告白は避けては通れない大切な儀式!
相手への好きな気持ちが強ければ、強いほど、もしダメだったらという不安や恐怖が強くなるもの。それが普通だと思います。でも覚悟を決めて、きちんと相手に好きを伝えなきゃいけません!
年齢を重ねていくと、あなたが好きです!という告白の儀式なしにお付合いが始まっているパターンもあります。でもそのパターンの場合、女性側(私の経験上です)が、私たちってどうゆう関係?って気持ちが生まれ、最悪のケースだと別れに・・・なんてこともあります。
男性からすれば、今まで付き合ってきたんだから当然に彼氏彼女の関係じゃんって思うのかもしれませんが、相手からすれば、好きって言ってもらえていないこと、付き合おうって伝えてもらえないことで『あなたにとって私はどんな存在?』となり、自分の立ち位置がわからなくなってしまうのではないでしょうか?
告白って、あなたが好きな相手に対して【私にとってあなたは特別な存在です】という宣言と【あなたも私を特別な存在としてくれますか?】を確認するための儀式なのだと私は思います。
サポート実例 【相手を褒められない】
私が今回、好きって言えますか?について書こうと思たきっかけは、ある方の恋愛サポートをしている中でこんなことがあったからです👇
Tさん (30代男性 恋愛経験あり)
気になる女性ができて、なんとか彼女とお付合いをしたいと思っているがどうアプローチしようか?どうやって彼女の心を掴もうか?いい方法が思いつかず迷って相談にみえました。話をうかがうと、またお互いを苗字+【さん】付けで呼び合っているとのことだったので、まずは下のお名前で呼び合いましょう!と提案させて頂きました。いきなり下のお名前で呼ぶのは抵抗があるそうなので、名前で呼び合うための話の流れを打合せし、ロールプレイで練習もしました。これで名前で呼ぶのはできそう!という事だったので、さらにもう一歩!相手の心を掴むために相手のことを褒めましょう!とご提案。会ったときに相手のいいと思うところを3つ褒める!と決めて、実際にどこを褒めるか?どんな風に伝えるか?も併せてロープレで練習しました。初めは恥ずかしそうにしていたTさんも練習を重ねる度に、照れることなくスムーズに伝えられるようになってきて、本人も『いまなら伝えられそうです!次のデートに向けて自信もつきました!』と言ってその日のセッションは終了しました。
でも後日・・・・・・
Tさんからデートの報告を聞かせて頂いたら、あんなに自信があったのに、名前で呼び合うことも出来ず、相手を褒めることも出来ずだったそうです。そのデート以降、情けない自分に引け目を感じてしまい、彼女とのLINEもどこかチグハグになり、毎日楽しみにしていたLINEの返信も途切れ途切れになってしまったそうです。
このケースどう思われますか?あなたならこんなことにならないと自信をもって言えますか?
さらに本題へ、相手の名前を呼べない、誉め言葉を伝えられない方が、いざ告白となった時に相手に【好き】って伝えられるのでしょうか?
私は、かなり難しいのではないかなと思ってしまいます・・・・。
好きを伝えるため、心の準備を
色々なお話をしてきましたが、要するにいざ相手を目の前にすると、頭で考える以上に思っていることを伝えるのって大変だってことです(^^;)たとえ確実にOKをもらえると解っていても、事前に準備して、覚悟を決めていても、好きな人を目の前にすると伝えたいことを伝えられない。それが恋ってもんです!
その恋心を、恋愛へ、そして愛情へと育んでいくためには、お互いに気持ちを伝えあうことが一番の栄養になります。好きを伝えると、二人の愛はどんどん大きく育っていきますからね(*^^*)
いま気になる人がいる方・これからそんな相手を見つけたいと思っている方は、相手に【好き】を伝える準備も併せて始めていきましょう!いざって時に、ばっちり決められるように!
ここからは自分の経験をもとに、実際に私もやってきた練習方法をお伝えしますね。
伝える度胸をつける練習!
かつての経験から好きを言える度胸を付けよう!と考えた私は、次のことを意識して普段の生活の中でこっそり練習を始めました!
一つ目『かわいい』を自分の言葉にする!
初めは、こっそり自主練
普段人に伝えない言葉を相手に言おうと思うとなかなかハードルが高いもの。私にとっては『かわいい』って言葉を普段使わなかったので、これを相手に伝えるってめっちゃハードルが高いと気づきました。だからまずはこれをナチュラルに言えるように、言い慣れることを目指しました。
とわいえ、いきなり女性に言うのはレベルが高いので、まずは一人で自主練。テレビに出ているタレントさんや、動物を見たとき『かわいい』と意識的に声に出してみることから始めました。実際にかわいいと思うかではなく、とにかく『かわいい』をいう練習なので、タレントさんや動物、紹介されている小物や服など『かわいい』を使えるものが目に入ったら言うと決めて、口に出すことをしていました。
この練習のいいとことは、一人でこっそりできること!(笑)
一人の時、周りに人がいない状況で練習するので、恥ずかしさも限定的!自分一人だけで『なんかはずかしなぁ』って照れ笑いするだけでいいんです(^^)
でもね、いくら恥ずかしくても続けて下さいね!この恥ずかしい練習の最終目標は、付き合いたい相手に好きを伝えるためなんですから!
次のステップは、外で練習
自分の中で『かわいい』をいい慣れたら、次のステップとして相手がいる状況で『かわいい』を言う練習です!ここでもいきなり女性に対して言えないので、まずは相手の持っている【モノ】に対して『かわいい』を言っていきます。
たとえば
- そのペン、かわいいねっ
- そのカバン、かわいいねっ
- かわいい色の車だねっ
こんな感じで、相手の持っているものや、使っているものに『かわいい』を言っていきます。いきなり女性に伝えるのが厳しいと感じる方は、まずは同性の友達や同僚に対してでも大丈夫!とにかく『かわいい』を言えそうなものに対して積極的に言っていきました!同性の友達や同僚にいうと『何?急に?』って気持ち悪がられたりしますが、そこは笑って誤魔化しつつ、これはいつか好きな相手に告白するための練習だ!と覚悟を決めて続けましょう!
ちなみに、もし周りに不審に思われたとしたら、まだその言葉をあなたが使いこなせていない証拠でもあります。どこかいい方がぎこちなかったり、言い方に手加減があったいりすると言われた方は違和感を感じるもの。周りが違和感を感じでそれを口にしてくれたなら、【自分ってまだまだ伸びしろアリじゃん!】くらいの気持ちで練習しましょうね!
そうして繰り返していくと、自分の中の『かわいい』を言うスイッチがONになり、初めはどこかぎこちない感じでしか言えなかった言葉が、ナチュラルに口から出るようになっていきます。カラオケなどで歌うときと同じように、初めて歌うときは歌詞を見なければ歌えず、リズムや音程も追いかけるように歌っているのに、何度も歌っていくと、歌詞を覚え、リズムやタイミングがわかり、気付けば自然と口ずさめるようになりますよね✨
歌を歌いことと同様、繰り返せばだれでも必ずできるようになるはずですよ!
二つ目『好き』の練習
一つ目の練習で自然に言えるようになった後は、いよいよ『好き』をいう練習へ。
私の練習方法は、褒める時に『好き』って言葉をつかうことです!初めは苦肉の策で考えた練習ですが、今では相手との距離を縮めるためにも使える一石二鳥の方法だと自負しています(笑)
相手を褒めるというのは、自分をアピールすることと二人の距離を縮めていくのに効果が高いもの。先ほどの練習で『かわいい』って褒めることはできるようになったので、次はその相手に告白する時に『好き』を言いやすくなる準備を褒めながらしていきます!
具体的には
- その服かわいいね! 私は、その服好き!
- 髪型かわいいね! 私は、その髪型好き!
- 笑い声かわいいね! 私は、その声好き!
こんな感じで、相手を褒めるのと同時に『私は、〇〇好き』って伝えていきます。
たとえば、もしあなたが
『その服いいですねー!私そういう服好きです!』って言われたらどう思いますか?
服を褒められるだけよりも、なんとなく嬉しくなって相手に対して好感もちませんか?(*^^*)
さらにこの方法のいい所は、褒める時に相手がどう思うかをあまり気にしなくていいところ!
たとえば、相手が
『いやー今日の服は~』みたいな感じで返事されたとしても、『でも私はそれ好きですよ!』って追撃するだけでOK!取り繕うように色々な言葉を追加していくと、なんか嘘っぽくなってしまうこともありますが、『私は好き』って言えば、相手が何と言おうがどう思おうが、『私は好きって思う』ことを否定できません!
だから褒めるのが苦手な人は、『褒めた後に、私それ好き』のパターンを使ってみて下さい!
そして本題である、相手に好きを伝える練習にもなります。会うたびに相手を褒めつつ相手に好きを言うことを繰り返していくと、告白の際に好きを伝えやすくなるはずです。
実際に私はこの方法を実践して、男性女性関係なく褒めることができるようになりましたし、お付合いしたい相手に対して好きってナチュラルに伝えるようになりました!
まとめ
言葉は、二人を繋ぐ魔法の鍵
私たちは、動物界の中でも類まれなる能力を持っています。それは、言葉を使って複雑なコミュニケーションを行う能力。言葉は、単に情報を伝えるだけでなく、感情を表現し、考えていることや思ったことを共有し、人間関係を築く上で絶対的に不可欠なツールです。私たちの使う言葉は、コミュニケーションの基盤で、私たちが社会生活を送る上で欠かせないもの。その言葉の力を最大限に活かすことで、いい人間関係を築き、二人の仲を深め、より良い関係性を創ることができます。
そして効果的に言葉の力を使うためには、言葉を扱う力を磨いていくことも必要です。言葉を扱う力を磨くには、なるべくたくさんその言葉を口にすることが一番の近道。
扱う力を磨くことであなたの言葉には、あなたにしか込められない特別な力が宿ります!
その特別な力が宿った【好き】という言葉を、特別な一人に伝えるためにたくさん練習して下さいね(*^^*)
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